みなさん、こんにちは
今日は、休日を利用し、病院食として提供できるパスタの試作をしてみました。
うちの病院の現在のメニューを見ると、ラーメンやうどんやそばの麺類はあっても、
パスタがないのです…。
以前は、やっていましたが、止めた理由は、家やお店のように茹でたてを食べるわけではないので、
麺がくっついてしまいとても食べにくいと感じたからです。
一概に病院食と言っても、メニューとして使うには、いくつかの条件があります。
①衛生的であること
これが一番重要だと思います。いくら色彩豊かで美味しくても、食中毒が発生しては、意味がありません。
病院には、体調の優れない方が入院していますので、常に注意が必要だと思います。
②作業工程の問題
病院の食事は、毎食何時に提供するか決まっております。
手作りで、手の凝ったメニューは、やはり時間がかかります。
食数はもちろん、厨房の調理従事者の人数や、調理器具の有無を考慮しなければいけません。
③コスト面
高くて美味しいのは当たり前!!
とは、言い切れませんが、高価な食材を使用すれば、病院食と思えないような食事が提供できる
かもしれません。
しかし、病院食は、1食あたりの食事料が決まっていますので、食材の価格と相談しつつ、考えて
いかなくてはなりません。
大まかにこの3つの事を、考慮し、メニューを決めています。
もちろん、糖尿病食や、心臓病食といった特別食は、また別の話しになります。
そこで今回は、「ただのミートソース」ではつまらないので、お洒落に「ボロネーゼ」というパスタを作ってみました。
感想は、時間的には、下ごしらえを入れると1時間程度でした。その1時間の中でも結構ソースを
煮込んでいる時間が多かったので、片付けや他の料理もできると思います。
野菜をみじん切りにするのが面倒→病院には大きなフードプロセッサーがあります。
やや味が濃い目だったので、塩分を調整します。
あと彩りに緑があれば、もっと華やかに見えると思いました。