人生の3分の1を占める『睡眠』という時間、
あなたは大切にしていますか?
睡眠中の呼吸停止(無呼吸)を特徴とする疾患が
睡眠時無呼吸症候群(SAS:サス)です。
家族にとっては「いびき」のために安眠を妨げられることだけですが、実は本人にとっては大きな問題が3つあります。
1つめは、無呼吸が繰り返し起こるためにたびたび脳が目覚め、熟睡ができない結果として昼間に著しい眠気に襲われます。
2つめは、繰り返される無呼吸の時に、動脈血中の酸素が不足する(低酸素血症)とともに、二酸化炭素がたまって血液が酸性に傾くことから、不整脈、起床時の頭痛、夜間頻尿などを起こしやすくなります。
3つめは、夜間に脳が目覚めることが繰り返されるため、交感神経の緊張状態が続いて 自律神経が乱れることにより 内分泌系にも影響を及ぼし、低酸素血症のストレスも加わり、動脈硬化症、糖尿病や高血圧症などから、心筋梗塞、脳梗塞などの 合併症を発症するといわれていることです。
診断機器を自宅に持って帰ってただいて
簡単に睡眠診断できます。
治療は
「Continuous Positive Airway Pressure」の頭文字をとって、「CPAP(シーパップ)療法:経鼻的持続陽圧呼吸療法」と呼ばれます。
CPAPは言い方をかえると快眠グッズの一つかもしれません。
当院で睡眠診断しています。
その際、診断機器を貸与します。