フランスのリオン(フランス第二の都市)で開催された国際外科消化器科腫瘍科学会議に参加してきました。
私の発表は2つありました。
『重症全身合併症を有する大腸癌症例の腹腔鏡手術の安全性に関する検討』
『術前に減圧が必要であった大腸癌治療の検討』
の発表をしてきました。
質問もしていただき、日本の手術の丁寧さを褒めていただきました。
ボーヌにある世界遺産です。
"Hotel-Dieu Hospices de Beaune"と言う建物です。日本語にするなら「神の館」です。
1443年にブルゴーニュ公国の宰相であったニコラ・ロランと彼の妻が創設した施療院で、貧しい人々に無料で医療を施したそうです。
1971年まで現役の病院で、現在は当時の薬品・医療器具を展示した医学博物館です。
ブルゴーニュ地方独特のパターンが施された美しい屋根を眺めることができます。
栄光の3日間という期間に訪れたため街全体がお祭りをしていました。
ボージョレーワインが解禁した時に滞在していたためおいしいワインをいただくこともできました。
フランスでの1日が充実していたように
1日という時間を大切にできる外科医になりたいと思いました。
これからも最高のメンバーで最高の医療を提供していきたいと改めて思いました。
2017年11月21日 蜂谷 裕之