【コメント】 |
クリスマスはイエス・キリストの誕生を祝う祭りです。
クリスマスは、キリスト教徒にとって、復活祭に次いで重要な祭とされています。その、特別な日に食べる料理には、「ローストチキン」「フライドチキン」「鶏のから揚げ」等の鶏肉料理が一般的ですね。
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欧米では、クリスマスには「七面鳥」を食べていると思っている人は多いと思います。
しかし、元々、欧米では「七面鳥」ではなく、「ガチョウ」を食べていました。鶏肉→雄の肉は固い。雌は卵を産むので便利。豚肉やハム→日常的に食べていたので、特別なクリスマスには向かない。
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このような理由により、クリスマス料理に「ガチョウ」が選ばれました。しかし、ガチョウ一羽の肉はそれほど多くありません。クリスマスパーティーのように大勢の人を呼んで食べるには、もっと大きな肉が必要でした。
そこで、ガチョウより飼育がしやすく、鶏より安い、何よりとっても大きい「七面鳥」が食べられるようになっていきました。 |
日本では、七面鳥より「フライドチキン」「ローストチキン」のような鶏肉料理が主流です。
その理由として、日本にはあまり「七面鳥」は生息しておらず、大変入手困難な物でだったらし、さらに、入手しても、欧米のような、丸ごと押し込める大きなオーブンがその昔日本に普及していなかった事が理由のようです。何より、七面鳥よりも鶏肉の方が日本人の口に合っているのかもしれませんね。 |
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